2024年10月15日09:32 | 来源:中国新闻网
原題:在上海遇见“公园里的莎士比亚”
「演劇を屋外に戻し、クラシックを人々のもとに届ける」という理念のもと、10月11日から20日まで、第3期演藝大世界「公園のシェイクスピア」の演芸市が上海市黄浦区の古城公園で開催されている。このイベントは、黄浦区が上海市の人民都市理念実現のための五周年記念活動の主催イベントである。
「シェイクスピア」が公園に加味されると、どんな「演目」が見られるのだろうか?
10月13日の夜、「オリヴィア」が「公爵」の手を離し、観客の指先に触れると、歓声が上がった。これは烏龍劇団による高跳劇(竹馬に乗りながら演劇を行う中国の伝統芸)のインタラクティブパレードで、『十二夜』の登場人物たちが古代ギリシャの吟遊詩人の如く、賑やかな人々の中を練り歩いた。
「すべての芸術家たちが観客をいかに劇場に呼び込むかを考えているとき、私は芸術家たちが外に出て、人々に歩み寄ればいいと思った」と、烏龍劇団の芸術監督・孫榮波氏は語った。
10日間の演劇フェスティバルでは、第三期演藝大世界「公園のシェイクスピア」がシェイクスピアの演劇の古典と公園の自然空間を融合させ、古城公園をドラマ文化の雰囲気に満ちた「スーパー演芸場」に変身させ、市民が遠出しなくても楽しめる「都市のプチバケーション」を提供する。
伝統的な劇場の閉鎖性とは異なり、「公園のシェイクスピア」は屋外感を強調し、開放性かつ多様性を持ち、包容力を大切にしている。イベントは「演藝大世界」「シェイクスピアの公園からの手紙」「ハムレットの懊悩」「浪漫溢れるロミオとジュリエット」「忘れがたき十二夜」「ベニスの船」「真夏の夜の夢」など8つのテーマエリアが設定されており、シェイクスピアの作品の主要な場面やキャラクターを基に精巧に作り上げられている。
テーマ装置のほかに、現場では話劇、人形劇、光と影を用いたアクロバット、シャボン玉アート、ストリートバンドなど様々なパフォーマンスが行われる。
「公園のシェイクスピア」は、市民や観光客の新たなイベントスポットであり、豊富な屋外活動やキャンプ体験等、常に観客たちに新鮮な観賞体験の空間を提供している。