大連金石灘濱海国家地質公園:素晴らしき山海に抱かれる旅

原題:大连金石滩滨海国家地质公园:山海欢歌踏浪行

2024年09月15日08:33 | 来源:光明日报

 遼寧省大連の金石灘では、太陽、海、砂浜、白い雲、そして連なる山々が、訪れる人々のロマンチックな想像を満足させている。ここにはさらに、人々を驚嘆させ、忘れがたくする景観がある。

 大連金石灘濱海国家地質公園を訪れた訪問者は、自然の不思議さに感嘆せずにはいられない。「恐竜が海を探る」「将軍石」「龍と鰐の争い」「蟹将軍の洞窟」「神亀が子を探す」「ベートーベンの頭像」等々、山と海の間にある海水の浸食による景観ひとつひとつが自然の傑作と呼ぶにふさわしいものである。「この海岸線には、エディアカラ紀、カンブリア紀の地質地形、堆積岩、古生物化石が散在しており、金石園、バラ園、恐竜園、南秀園、鰲灘園の5つの景観群と約100カ所の見所を形成していることから、『神の力による彫刻公園』の美称を持っています」と大連濱海国家地質公園経営管理有限公司の総経理、滕海涛氏は説明している。

 金石灘濱海国家地質公園は、現在全国唯一の海岸帯国家地質公園である大連濱海国家地質公園の中核地域で、総面積64.5平方キロメートルである。大連市内からは地下鉄3号線に乗るか、もしくは車で北に30分ほど走れば到着する。大連金石灘濱海国家地質公園に入ると、金色の金石園は、まるで「動かざる動物の世界」のようである。バラ園では山と海の幸せなマリアージュを見ることができ、南秀園では「大鵬が翼を広げる」「ハリネズミが餌を探す」姿を観察できます。鰲灘園では「浜の守り石」である亀背石があり、これは世界最大の「亀裂石」の一つで、「天下第一の奇石」と呼ばれている。20キロメートル以上に及ぶ海岸線には、色とりどりで巧みな山、海、浜、岩礁などの自然景観が散りばめられている。9月の地質公園内は、秋晴れで、青い空と海が一体となり、心が晴れやかにしてくれる。

 2023年12月、大連金石灘濱海国家地質公園は国家自然資源科学普及基地に選ばれた。現在、ここでは地域の特性を活かした一連の教育的な海岸研学旅行コースが開発され、定期的に地質科学普及、野営祭、地質アウトドア活動、地学サマーキャンプなどのイベントが開催されており、100以上の小中学校の科学普及研究実践基地、大学や研究機関の教育実践科学調査基地となっている。自然の神秘的な力が、大連金石灘濱海国家地質公園に絶景を描き出している。この海と石が織りなす絵巻の中を歩き、海の不思議な調べを聴き、何億年も前の地質遺跡に触れれば、誰もが自然の懐に酔いしれることだろう。

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