『振り返りノート習慣』作者:山田 智恵

“ノートは内面を移す鏡”
振り返りをしてみると、すでに一生使い切れないほどの多くの財産を持っていることがわかる。
目標設定は必要? ~ 毎年似たような目標を設定しているが実現しないことが多い。
目標設定をしなくても、「自分にあるもの」を見つけてそれを活かすことで想像以上の未来を得られる。
自分の感情をより詳しく表現できる人の方がストレスに強い
書くだけでも頭がすっきりする。
7つの振り返りスキル
1 切り分ける 自分で変えられるものと変えられないものを分ける
変えられないもの…出来事、他人、結果、過去
変えられるもの…主観、自分、行動、現在
2 意味付ける 価値、可能性を見つけると行動が変わる
嫌な出来事 「スパイシーチャンス」
ささやかに見える出来事 「わらしべチャンス」 と名付けている
3 絞る 情報量が多いほど、人は意思決定が難しい
優先順位を決める
4 つなげる 関連性を見つけ出す
わらしべ長者のおはなしがその典型例
5 抽象化 要するにどういうことなのか
6 具体化 行動ができるよう落とし込む
具体化することで本当にやりたいことが見えてくる
7 眼鏡をかけかえる まず自分の認識を理解する
それを変えることで世界の見え方が変わる
4W1H+予算で具体化する
何かやりたいことがあった場合、4W1Hと予算を決める。具体化することでワクワクが高まって行動力がつく
抽象化と具体化をいったりきたりさせることで現実を動かす。
抽象化 思考を鍛える
具体化 現実を動かす
断捨離の大切さ 大切なものとそうでないものを混在させてはならない
スキマ時間を使って振り返るクセをつける
1度じっくりと振り返るよりも、何度もライトに繰り返し振り返る方がいい。
振り返りでネガティブになってしまう場合は、哲学モードに変換する。
「私って〇〇」→「人間て〇〇」という風に、主語を変換する。
日々の行動だけが自分を変える

日々の悩みをうまく解消できない人は振り返りノートに書くことでそれを解消できます。
本書には振り返りの具体的な方法、テンプレートなどが載っていて、わかりやすいです。
本に載っていることすべてをやってみるのは大変だと思いますが、自分ができるところからうまく取り入れていくといいと思います。