湖北荆州楚王車馬陣文物が新たにお目見え

原題:湖北荆州楚王车马阵文物上新

来源:中国新闻网

 2000余年、深き眠りについていた素晴らしい文化財の数々が、湖北省荆州市にある楚王車馬陣(熊家冢国家考古遺跡公園)の出土文物展示館で9月5日に正式に一般公開された。

 熊家冢国家考古遺跡公園の責任者によると、今回、新たに加わった文化財のほとんどは、荆州地域で発掘された青銅器や玉器である。これらの文化財は、古代楚国の職人の卓越した技術を示すだけでなく、楚国の社会の様相や文化的特徴も反映しており、楚国の歴史文化研究に重要な実物資料を提供している。

今回展示される文化財の中で、直径21.45センチメートルの「穀紋玉璧」は、これまで熊家冢国家考古遺跡公園から出土した玉製品の中で最大の玉璧で、「熊家冢の和氏璧」と称されている。

「組玉佩」は出土以来、初めて展示され、約100点の玉器と水晶で2セットを構成し、頭部から足部まで順に配列されており、その技巧は精緻で、形状も独特である。

「鳳紋錯金戈鐏」は国家一級文物であり、「鐏」は青銅で作られ、表面に金で鳳凰の文様が施されていて、その文様は毛髪のように細かく、非常に精巧な技術で作られている。

観覧者がこれらの文化財をより良く鑑賞し理解できるよう、熊家冢国家考古遺跡公園は専門のガイドを配置し、文化財の歴史的背景や文化的意義について詳しく解説しています。さらに、マルチメディア展示やインタラクティブ技術といった現代的な技術を活用し、より生き生きとした直観的な見学体験を提供している。

楚王車馬陣(熊家冢国家考古遺跡公園)は、国家レベルの大規模遺跡保護荊州エリアの重要な構成部分で、これまで発見されている中で最も保存状態が良く、規模が最大で、配置が最も完全な周代の楚王陵墓園である。

壮大な楚王陵と威厳のある車馬陣で有名で、考古学界の権威である張忠培氏から「天下第一の王陵」と称されている。

この公園の中核エリアは約15万平方メートルで、荊州博物館の考古チームの専門家の調査によると、主墓、副墓、車馬坑、殉葬墓、祭祀坑などで構成されている。

現在、公園には車馬陣展示ホールと出土文物展示館(荊州区博物館)の2つの展示施設があり、合計130点以上(セット)の文化財が展示されている。

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