本来は受験生を対象にした本ですが、社会人、特に資格勉強をしたい人に役立ちそうなところを要約しました。
どんなジャンルでも上達するコツは、上手な人の真似をすること。
これは本当にそうですよね。上に兄弟姉妹がいる人は何事も習得が早いし。
自分にとって師匠となる人を見つけてその人の真似をしてみるのが大事です。
結果を出すのに必要なのは、正しい戦略と必要最低限の努力。
新しい方法を始める時重要なのは、「効果が出ること」と「継続して実行すること」
忙しい社会人は特に効率的に勉強することが必要です。週末に集中して勉強するより
上手にスキマ時間を活用して、毎日コツコツ続けるのが結局は一番効率的かも。
「インプット型」と「アウトプット型」を意識して勉強する。
勉強というと、どうしてもインプットに偏りがち。本書には特に比率の話は
出ていませんが、一般的にインプット3:アウトプット7がベストといわれています。
リテンション……授業で先生が使う言葉を自分の中で繰り返す。
リテンションの効能……集中力と短期記憶をのばすことができる
反復は最も重要な勉強法です。一度熟読するよりも、何度も目を通すことが
重要! 反復によって、記憶も定着します。
ノートを使わずに勉強する方法……参考書やテキストの余白にメモを書き込んでいく。
これは人によりますよね~、私はちょっと苦手。
いつでも新鮮な気持ちでテキストを読むためにも。テキストに書き込みはしない派です。
目標を達成したら、自分にご褒美をあげる
それでもモチベーションが上がらないなら……競争心をあおる(合格者の体験記を読むのもおすすめ)
よく「ご褒美が目的になってしまうので、頑張ったご褒美はダメ!」なんて言う人もいますが、
私は断然ご褒美で頑張る人間です!
合格者の体験記は、勉強法のヒントにもなるので良いです。
寝る前に覚えて翌朝に復習する。
“翌朝五分の復習は、1週間後に行う2-3時間の復習に匹敵する”
単語の記憶などは寝る前に行うのが鉄則! 夜に覚えてすぐに眠る。そして朝起きた時に復習することで
かなり記憶に定着させることができます。
出題者になったつもりで自分に問題を出してみる。(出題者の思考回路を考えてみる)
それができれば苦労はしない(笑) でもそういう視点で勉強するのは大切ですね。
以上、実用的な個所をコメント付きで紹介しました。他にも具体的なノートの取り方や、計画の立て方等なるほどと思うものがたくさん紹介されていますので、興味をあることは是非読んでみてくださいね。